あいにくの曇り空ですが校庭の雪はすっかり溶けて「しるい(甲州弁)」状態です。
昨日の写真では,ちょっと雲がかかって見えなかった甲斐駒ヶ岳(2,967m)の紹介です。
アップにしてみました。中央が山頂で,左側の峰は「摩利支天(まりしてん)」です。
画面左の切れたあたりが仙水峠で,そこから見上げると,首を下から上にフルに動かさないと見えないくらいの大絶壁です。
今は,白い雪山ですが,実は夏など雪がなくても花崗岩の岩肌で白く輝いている山です。
この山は甲府からも見えて一目で「甲斐駒はあれ」と分かる形です。
この独特の姿を見ると「あそこには何か別の世界がある」ときっと昔の人々も思っていただろうなあ,と想像したくなる魅力あふれる自然の造形です。
By 鷹野 晃