2014/06/24

山梨大会前の研究大会!

 今日(6月24日)は,山梨県造形教育連合&山梨県造形教育研究会の合同研究大会が開催されました。全国&関東ブロ山梨大会を前にした大切な大会です。

 次の写真を比べてください。



 
平成25年2月の同大会  「寂しい~!!」

 
上の写真は,一昨年度の合同研究大会で,全国&関東ブロック山梨大会の開催もすでに決まっていたころです。このブログで紹介した光景です。寂しいですね~(!)

 そして,今日(6月24日)。同じ山梨県立美術館 総合実習室です。
平成26年6月24日(火)合同研究大会



 山梨大会を前に,盛り上がってきました!
 用意した資料も不足する120名超の会合(!)山梨も盛り上がってきた~~! 

 でも,でもですよ,東京都の図画工作研究会(都図研)の大会では「600名を超える方々が集まった。」とのこと(!) それに引き替え関東ブロック最小県の山梨の実状は~こんなものです。

 と,ふと考えたのですが~,東京等の教員数約10分の1の規模の山梨。今日のこの集まりは,東京都で言うと1,200名規模の大会だったことになるのかも…(!?)

 いえいえ,東京都の場合は主に「図画工作」の関係者。今日の山梨は,「幼稚園・保育園」「小・中」「高校」「大学」の「合同研究大会」です。差は歴然ですね…(泣)

 何はともあれ,これで全国大会を打ちます。

  
 山梨大会の公開授業(保育)について,各授業者,及び共同研究者から,現在の進捗状況の報告がありました。

 そして,進行役の意地悪な(?)大会研究局長Tが,発表に対してつっこみを入れます。

 「鑑賞の授業と言うけれど,いったい何を“見る”のですか?」

 「表現の技能と“創造的な技能”は何が違うのですか?」

 また,「高校では以前は一番人気だった“美術”が,今や音楽,書道に越されて最近は3番目」という高校の現状。

 「それはなぜか?」
 ~「美術は,用具が高価」「最近の書道パフォーマンスに押されたか」~という予想が出されました。

 加えて「美術は面倒という声もあるかも」という回答には,
「幼保,小中では,どこかで表現することが“面倒”である~ということを学ばせてしまっているということですか?」とつっこんでいました。

 
 幼保の教諭や保育士からは,「今の園児は絵が描けない~」との声が紹介されました。

 今日は,ほんの短い時間でしたが,幼保,小中,高の校種を越えた子どもたちの成長を「俯瞰」することができました。

 紹介された授業の進捗状況でしたが,参加された先生に感想を求めたところ「見てみたい実践,反対に大丈夫かな~という実践があった」との指摘がありました。

まだまだ,改善の余地ありです。

 とにかく,公開する授業について互いの内容を聞き合うことができ,課題が明らかになったようです。まだまだ,ですがとりあえず,公開授業者を中心とした共同研究チームが明るく語り合っていたことは大きな救いです。「夏休みも集まらなきゃ」と意気込んでいました。

 少しでも,お役に立つ公開授業になるよう頑張りますので,どうぞ山梨へ来てご意見ください。


 
 



 

2014/06/18

全国・関ブロ山梨大会の各会場をアップしました!

 ご愛顧いただいております山梨県造形教育研究会のホームページでは,全国・関東ブロック造形教育研究山梨大会の各会場について追記しました。

そもそも,山梨はこのへんでごいす。

 また,大会の各会場が開設しているホームページにリンクをはりました。

 「てっ! こんねん離れてるだけえ…。」 (訳:わっ! こんなに離れているのかあ…。)
 甲州弁ではこんな感じですが,改めて,各会場が離れていることに驚いたのではないでしょうか。

 そうなんです。このブログではすでにお話しさせていただきましたが,大会の1日目の〔公開授業(保育)・分科会〕は3つの市に分かれての分散型。当日は互いの会場はほぼ行き来できません。それぞれの課題にじっくりと向かい合っていただくことになります。
 そして大会2日目は,午前中は美術館で,午後は全体会で2日間のまとめを行います。

 全体会を大会のはじめに持っていく~?,そんな選択肢もありました。
 しかし,熟考の上,山梨ではまとめを重視し最後に持って行くことにしました。まず,見て感じていただいてから,成果や課題を共有し,新しい未来100年をみなさんと共に踏み出せたらと思います。
 

 
 
 


2014/06/16

統括助言者がアップされました!

 全国・関東ブロック造形教育山梨大会の「統括助言者」名が,山梨県造形教育研究会のホームページにアップされました!
 全国大会の主催団体である全国造形教育連盟(全造連)には大学部会があります。本大会では,大学部会の先生方が,この周囲が山に囲まれた片田舎の山梨に集結していただけることになりました。

 山梨としましては,統括助言者としておいでいただけることになった方々を,もし,それぞれ単独でお願いすることはほぼ不可能と言えます。その方々が,この大会のためにおいでいただけることになったのです。ありがたいことです。どのような示唆をいただけるのか,今から楽しみです!

 こんな山梨の「ぼこんとう(子どもたち)」が待っています!
ぜひ,今秋は甲斐路においでくださいね。
図画工作で夢中で取り組む山梨の「ぼこ(子ども)」

 

2014/06/09

全造連「大学部会」恐るべし(!)

 ただいま,山梨大会に向けて,他の都道府県にご依頼している分科会提案者,助言者等の選出に取り組んでおります。山梨大会では分科会のまとめの助言をいただける先生方を,「統括助言者」と呼んでおります。そこは全造連の大学部会に参加者の手配をお願いしました。
 おかげさまで,おいでいただける方々におおよそ内諾を得ていただいた状態です。

 それが…凄いんです。開けてビックリ! そのときに山梨県人から出る言葉は~。

※「花子とアン」で今注目される言葉。これは驚いたときの言葉。本当に使います。
「て」のまえに小さな「ん」を入れて言うと,より地元っぽくなれます。


 さて,大学部会が統括助言者ですが,私たち山梨の田舎の教員が,すごく頑張ってもとても集められるような,先生方ではないのです!! 全国から,駆けつけてくださることになりそうです。

 山梨大会実行委員長や役員に報告をしましたが,そのメンバーを見てやはりびっくりしてました。
そして,こう言います。

         「ててっ!」さらに驚いた状態。「れれっ!」「ででっ!」という方々もいます。
         ただし,「てててっ!」とは,実はあまり言いません。

 
 大学の先生方が連携して,いろいろな面で幼保・小中・高の現場に関わってくださることは,造形・美術教育にとってこの上ない喜びです。全造連大学部会,頼りになります。

 大学部会が担当する統括助言者だけではなく,各都道府県等にお願いしている「助言者」にも,凄い方々が集まりつつあります。

 
どんな方々がおいでいただけるのか,乞うご期待。
皆様,どうか楽しみになさってください。

2014/06/05

てっ!こんねんちっくいだけ!?~そう山梨ってこんなに小さいんです!

 今日は,実行委員長をはじめ,役員で4月より新しく就任されました阿部教育長に,大会開催に当たってのご挨拶をしてきました。
 スポーツはもちろんですが,こういった文化的な面も同じくらい大切に思うので,ぜひ頑張ってください。できるかぎり応援します~という旨のお話をいただきました。ありがたいことです。

 県の教育長さんとこうやって直接お会いできるのも,山梨が小さな県だから~ということもあるでしょう。どのくらい小さいかというと~
と,こんな具合です。これは造形教育の仲間である「関東ブロック」と呼んでいる関東甲信越静地区の都県と比較したものです。前回の全造連東京大会と比較するとびっくりするくらい小さいことが分かります。また,関東ブロックの昨年度の開催県の茨城県と比べても,おおよそ3分の1くらいの規模です。
教員数も,こんな感じです。茨城大会と同じようにするには,一人が3倍の仕事を,東京大会と同じようにするには,単純に一人の先生が10倍の仕事をこなさなければならないことになります!?
 
 はたして,どうなるのか…。改めてグラフを見たら,ちょっとため息が出てしまいました。他の都道府県の皆様,どうかあたたかな目で見てください。よろしくお願いします(泣)