それは,郷土の武将「武田信玄」の家臣が掲げていた旗の印です。
「武田信玄」は, “武田大膳太夫晴信入道信玄” のことで,わたしたち県民は未だに「信玄公」とか「信玄さん」と呼んでおります。
そんな土地柄,これらの旗印は,どこかで必ず見かけている親しみのある「形」です。それは毎年4月に行われます 「侍の最大集合記録」としてギネス世界記録にも認定されている「信玄公祭り」のせいもあると思います。
山梨大会の400年組織
今回は,武田家の家臣で後生にまとめ上げられたいわゆる「武田二十四将」と呼ばれる家臣の旗印を中心に,その古(いにしえ)のデザインと,それを組織づくりに用いた山梨大会実行委員会の意気込みを感じていただければと思います。
これは,山梨大会本部の旗印。あれっ?と思った方もいるのではないでしょうか。そう有名な武田菱ではありません。用いたのは,花菱と呼ばれるものでこれも甲斐武田軍が用いた形です。
山梨大会本部はこの大会のすべての総指揮を執ります。この印は各会場の本部に当たる「本陣」を表すマークにも使う予定です。
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山梨大会の【本部】の印 |
山梨大会本部直属の「総務」の旗印は,信玄の弟の典厩信繁の印です。
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山梨大会 【総務】の印 |
山梨大会「総務」は,典厩信繁のように正副実行委員長をしっかり支えていく~そんな願いを込めています。
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山梨大会 【事業局】の印 |
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山梨大会 【事務局】の印 |
でも,六文銭の表す意味を考えると…(!) 局長以下,局としての相当な覚悟を感じます(!?)。
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山梨大会 【研究局】の印 |
この他に,各公開授業づくりに取り組んでいるチームにも「印」を設定しています。それがそのまま分科会を表すマークにもなっております。詳しくは最終案内をご覧ください。→こちら
以上,ちょっとした山梨県人っぽい「だっちもねえ」「わにわにした」遊び心。
でも実は,戦国の世で命をかけ戦場を駆け抜けた先人に思いをはせつつ,これらのデザインに,わたしたち大会実行委員は,その意気込みを密やかに託している…のかも(!)
【おことわり】 今回紹介している山梨大会で用いている旗印のデザインは,形や色等を独自にアレンジしていますので,確かな史実に基づいたものではありませんのでご了承ください。