2014/10/31

山梨大会第1日目無事終了!

天候にも恵まれ,大会だ1日目が盛況のうちに終了しました!
当日参加の方々も多く駆けつけ,うれしい悲鳴です。
公開授業も盛り上がりました。開始時刻と終了時刻をずらしているので,会場内をうまく移動するとすべての導入と終末が参観できます。
 そして,夜。この調子でレセプションは…!
この看板からその声が聞こえますか(!?)凄かったです(^_-)
全国各地からの方々で盛り上がりました!
今日は,各種会議と全体会。天気は下り坂ですね。

2014/10/30

ようこそ!山梨へ

いよいよ,山梨大会です。本日は晴天なり。昼は温かくなるそうです。

会場A:韮崎西中付近から見た富士

  昨日(29日)の富士です。夕日を浴びて頭に雪をかぶっています。手前の山の関係で,甲府付近ではさらに頭だけになりますが,かえって離れてみるとこのように雄大な姿を見せます。会場からはこんな風に見えます。西側に高い山があるために,日没が早いです。


会場A:韮崎西中と富士
看板も設置完了! 会場ごと異なる旗印に注目

 次は会場B:白根東小の準備の光景です。外はもう真っ暗です。

授業者と共同研究者による準備風景



武田二十四将の旗印が分科会のマーク

さて,これは何でしょう? 児童のための楽しい仕掛けです。

2014/10/28

レセプション「甲府で喰う幸福」の隠れ企画

 30日の夜は,懇親会でありますレセプションが,ホテル談露館(→こちら)で行われます。
甲府で喰う幸福」をコンセプトに,密かに甲府らしさを加味させていただいております。

その一つ:会場は結婚披露宴でも使われるお上品さを備えた場所ですが,そこに,なんともありえないスペースが~!? そこで地元民の本当のブドー酒の楽しみ方が味わえる…かも!?

ブログ特典で先行披露「大会紀要の裏表紙」!

 なお,レセプションには,公開授業者及びそのチームスタッフも参加します。昼間お話しできなかったことなど,話してあげてください。

 では,皆さんが幸福になるような懇親ができるようにしたいと思います。お楽しみにしてください。

2014/10/27

映像と演奏による表現の可能性

 山梨大会の全体会の後半には,「造形100年メッセージ」として,新作のVTRを放映します。この映像には,BGMがつきます。
 これは,アトラクションでは決してありません。映像と演奏による表現の可能性を探る取組です。
 
今回は,特別に生の演奏とのコラボです。歌うのは「明野少年少女合唱団」の選抜メンバー。そして演奏はmusic Duo NoA ~運音~の皆さんです。「運音」で「はこぶね」と読むそうです。このネーミングがすてきですね!
 ブログはこちらです。腕も確かで,音楽を心から愛する姿がすばらしいです。映像と合唱団と生の演奏と。どんな表現になるか~わたしたちも楽しみです!
 

2014/10/26

【造形(美術)への関心・意欲・態度】は?

 山梨大会は,一言で言うと「資質・能力大会」です。
実践発表も「何をしたか」ではなく,「何を,どう育てようとしたのか」がポイントとしています。

 また,小中会場は次のようになっています。

【鑑賞の能力】=会場A:韮崎市立韮崎西中学校
【創造的な技能】=会場B:南アルプス市立白根東小学校
【発想や構想の能力】=会場C:山梨大学教育人間科学部附属小学校・中学校

あれ? 【造形(美術)への関心・意欲・態度】とは?という質問がありました。
そうです,当然これはどの会場でも取り扱うことになります。

ある中学校の【美術への関心・意欲・態度】のカード


これは,【美術への関心・意欲・態度】の中で,主に「主体性」を生徒にも分かりやすい言葉にしたものです。
 ともすると,生徒自身が判断し「決める」はずなのに,気が付くと教師が決めてしまっている…そんなことはないか~? そんなことを問いかけているようにも思います。
 
 山梨が提案する〔共有する〕である「4つの力」を掲げる取組は,生徒へのメッセージでもあり,指導者へのメッセージでもあります。
 
加えて,どの会場も〔共通事項〕という大切な資質や能力もそれぞれ加わります。
 

2014/10/23

ムカデの絵柄

 風呂敷にオリジナルのマークを入れました。その絵柄は…なんとムカデです!


山梨大会の風呂敷の絵柄

ムカデの旗印は,戦国時代の武将武田信玄の部隊に見られます。彼らは「百足衆」と呼ばれ,本陣において武将のそばに控え,伝令や周辺警護も担った精鋭たちです。金山を掘る衆がムカデを信仰したり,毘沙門天の使いと言われたりしていたようです。

 つまり戦国時代,郷土を駆け抜けた古のデザインなのです。

 それと,もうお気づきだと思いますが,ムカデを漢字で書くと「百足」。山梨大会テーマ「造形100年教育」を暗示しています。

 この風呂敷のマークは,デザインから仕上げまで,すべて一人の美術教師が手刷りにより仕上げました。こだわりの逸品です。

2014/10/22

袋詰め作業です!

 本日,大会の資料の袋詰めを行いました。所要時間は約4時間。資料の山を崩しながら「先が見えんなあ」とぼやきながらの作業となりました。
いろいろな資料を手作業で袋詰め
上の写真をよくご覧ください。左端のひげのおじさんの手元を。そうです!これが山梨大会特製「風呂敷」です。一足早くブログをご覧いただきました方にだけお披露目の特典です! 一人に一枚お配りします。
 


山梨大会 特製「風呂敷」
これに資料を包んでいただきます。
本当は,風呂敷で包んだものを準備しようとしていたのですが,包んだままにしておくと,形が崩れそうなことと,何より包んでいる時間がない(!) ということで…


こんな風にして渡すことにしました。
 ちょっとかっこわるいので(-_-)すぐに風呂敷で包んでくださいね!
包み方は,袋の中の3つ折りのしおりに書いてあります。参考にどうぞ。


おお,できたあ!
ようやく作業終了。この後,実行委員会を開き,皆様をお迎えするさまざまな確認をしました。まだまだ,やらなければならないことがいっぱいです(>_<)



2014/10/21

山梨発:700年の歴史がある造形的な日本の営み

 山梨大会の公開授業の一つは,なんと700年の歴史に裏付けられた授業を行います(!)
白根東小学校で行われる授業です。
 この授業は,地域の中学校である南アルプス市立白根巨摩中学校の生徒が出向いて行われます。
実は,南アルプス市は「小笠原流礼法」の発祥の地です。確かに小笠原という地名が今もあります。
甲斐源氏につながる小笠原家に伝わる「小笠原流」は,武士のたしなみとして広く愛用され,冠婚葬祭など,今のわたしたちのさりげない振る舞いの中に脈々と受け継がれているものです。

 
「相手を大切に思うこころ」その「こころを形に」。この言葉が,ピピッときます。南アルプス市の小中学校は,講師を招き,この伝統の礼法について学んでいるとのことです。
その子どもたちが,取り組む授業。700年の重みをお感じください。

以前の企画展のパンフレットです。
白根東小会場では,小笠原流礼法の展示も行います。参考に南アルプス市ふるさと文化伝承館をご覧ください。

明日は,袋詰めです!

 いよいよ,大会までの日数が一桁となりました。
明日は,参加者にお配りする資料等の袋詰め作業を行います。刷り上がった研究紀要が,届く日でもあります。
 以前紹介しましたように,特製の「風呂敷」で包むので,どれだけ時間が掛かるか…!!一つ一つに愛情を込めて,全国からおいでになる方々の心を結んで,包んで,いきたいと思います。
 
 
公開授業の準備もちゃくちゃくに進んでいます!
 
  「風呂敷」はきっと皆さん戸惑うでしょうね。実行委員会でも賛否はありました。でも,実際に包んだものを持ってみると,これがなかなかいいんです(!)
 取っ手がベルトやひもなどになれてしまっていますが,風呂敷はとても優しい「持ち心地」であることに気が付きました。まるで服をまとっているような~。
 さて,不便か,不格好か?実際に山梨大会で移動するときに手に携えることになります。そうそう,帰りの電車や飛行機の中でも!?
 どうか,そのよさに気付いていただけたらと思います。

2014/10/19

授業力養成講座「図画工作」

 山梨大会も直前となった10月16日(木)に,山梨県教育委員会が主催する「授業力養成講座」が開催されました。今回は「図画工作」で,新聞紙を使った「造形遊び」です。

 会場は,山梨大会の会場校でもある南アルプス市立白根東小学校です。
 講師は,東京学芸大学の准教授 西村德行先生です。対象は,小学校第3学年です。
新聞紙という材料を使って日頃生活している教室という「場所」に働きかけていきます。大会を間近に控え,大会の授業者や授業づくりに関わった先生方も参加していたので,西村先生の指導の一言一言までも聞き逃すまいと真剣に見入っていました。

 
 授業後は,講師を囲んでの研究会。造形遊びの指導上留意すべきことや,この学習が学校現場に導入された経緯などについても,あらためて確認できました。
 大会前の貴重な研修の場となりました。

10月18日(土)は,山梨大学教育人間科学部附属中学校の公開研究会がありました。こちらも山梨大会の会場校の一つです。公開授業の場となる美術室での研究授業。いつも以上に,真剣に研究討議ができました。

2014/10/14

センスオブジャパン「風呂敷」

 全造連では,「日本の感性は造形美術教育がつくる!」と「センス オブ ジャパン」を提唱しています。
 山梨大会でも,その具現化を検討してきました。
 そこで,発表します。

 山梨大会では,資料等は「風呂敷」で!!

 会場案内図が印刷された手提げの紙袋が定番ですが,山梨大会では特製の風呂敷を準備しました。基本的な包み方から,それぞれのスタイルに合わせて自在に変化できます。その便利さをあらためてお楽しみください。
山の都 甲府の町並み

 資料を風呂敷で包んで持ち歩く参加者が山梨の街を歩いている…!

 公開授業のB-3(会場B 南アルプス市立白根東小学校)では,中学生が自分の思いが伝わる「包む」という【創造的な技能】を追求した授業を実施します。



2014/10/09

再度呼びかけます! 集おう山梨大会へ!

 山梨大会の参加申込の締め切りは過ぎていますが,手続きがまだの方,迷っている方,まだまだお申し出ください。
 最終案内にある参加申込書をJTB宛にFAXをする方法です。
 JTBは,すでに申し込まれた方に宿泊券等を送付を開始しているそうです。そのような中ですが,とにかくFAXを送付してください。
 最終案内のない方は,申込書も含めこちらからダウンロードできます。

山梨を流れる鰍沢あたりの富士川の急流
新しい学習指導要領の改訂についての動きが見られるようになりました。とりわけ小学校英語の行方は,図画工作の存在に何かしら影響を与えるのでしょうか? 中学校美術は?

 図画工作・美術は危機を迎えています。造形教育に携わる我々が今声を上げるときではないでしょうか。そのような折,山梨大会がちょうどよいタイミングで開かれます。みなさん,この機会を逃さないように,今の子どもたちと未来100年の子どもたちのために,とにかく集いましょう。
 あなたが参加することで,それが社会へのメッセージとなります。一人でも多くの仲間を誘い,とにかく共に語り合いましょう! 
 今を逃すことは,未来100年を逃すことかも知れません。



2014/10/04

山梨に来る方法

 全国大会と関東ブロック大会を併催である山梨大会。
調べてみると,なかなか不便な場所にあることがわかります。おいでになる方がそうであるように,我ら甲州人も山梨から出かけるには苦労があります。
 裏技は大げさかも知れませんが,こんな方法もありますよ~の紹介です。

自然豊かな山梨「甲斐駒ヶ岳に沈む夕日」

★〔鉄路利用〕狩人の「あずさ2号」にのせて

四方を山で囲まれた山梨県。当然,来県のルートは限られています。空港はありません。まずはJRを利用を検討してみましょう。

★東京方面から
 JR中央本線です。新宿駅を起点に特急「あずさ」「かいじ」です。
 「あずさ3号」は,千葉を6:38発です。これが新宿を7:30発となり,1日目の公開授業に間に合います。
 ちなみに狩人の「あずさ2号」は,現在上り専用の呼称となり,甲府方面は奇数号となっています。歌の通りにはなりませんが,「あずさ3号」でも,気分だけは十分味わえます(!)
 特急「かいじ」は,基本的に甲府止まり。「あずさ」は,その先のさらに信州松本方面まで行く特急です。
 会場Aの「韮崎」に行く場合は,甲府より松本方面ですので注意しましょう。先ほどの「あずさ3号」は韮崎に停車します。停車しない特急もありますので,甲府から普通列車に乗り換えます。

★静岡方面から→台風18号により,不通区間が生じましたが,10/16再開されました!
 新幹線沿線から〔静岡〕まで来て乗り換える方法が使えるようになりました! 静岡発で身延線経由甲府行きの特急「ワイドビューふじかわ」で来県する方法です。
 途中,富士駅から身延線に入りますが,進行方向が逆になります。ですので,静岡を出発するときはまず座席と反対方向に動き出しますので,ちょっとビックリします(!)
 一番の甲府行きの特急「ワイドビューふじかわ」に乗っても,公開授業に間に合いませんので,前日入りか,帰りに利用できる?かもです。日本三大急流の一つである富士川沿いをゆっくり走る特急です。


 なお,関西方面からでは,実は〔名古屋〕乗り換え→中央西線〔塩尻〕乗り換えが距離的には最短となります。

★〔高速バス〕宿代節約なら,大阪・京都からの「クリスタルライナー」

 夜行バスがあります。大会前日の10月29日(水)の夜に大阪・京都を出ますと,甲府へ早朝の6:52に到着します。
 ここで,裏技ですが,甲府に到着したら,レセプション会場でもある「ホテル談露館」(徒歩8分)に行って,外来にて自慢の天然温泉へ入浴するのはいかがでしょうか。レンタルバスタオル付きで1000円(税別)、とあります。詳しくは,HPでご確認ください。
 入浴して,身支度を調えて,いざ公開会場へ! この方法なら前泊よりチープに甲府へ来れます。詳しくは「ホテル談露館」HPでご確認ください。

 途中「韮崎駅前」にも停まります。会場Aに行く場合は便利ですが,早朝到着のために時間をどう過ごすかは課題です。ファミレスなら営業しているかも?ですが,甲府で温泉の方がお奨めです。

 クリスタルライナーは予約制です。詳しくは,「山梨交通」HPでご確認ください。


★〔空路の場合〕羽田空港から甲府への高速バス 松任谷由実の「中央フリーウェイ」?

山梨には空港はありません。羽田空港をご利用の方は,基本的には,前日入りとなるでしょう。東京に前泊して,朝の特急で甲府に向かう~という方法があります。
 ただし,甲府で朝に余裕を持ちたい方は,羽田から高速バスで甲府入りしてしまう方法もあります。
 これには,羽田空港21:05第二ターミナル発→21:10第一ターミナル発の甲府行きを利用します。ただし,この便だと甲府着は夜かなり遅くなります。17:00台発,19:00台発もありますので, こちらも「山梨交通」HPでご確認ください。

他に高速バスは,
成田空港(17:50,20:30発)→甲府便
新宿西口ターミナル→甲府は多数あり(最終22:00発)

 でも~結局甲府は,遠いですね…(!)

2014/10/03

よりよい公開授業に向けて

 9月30日,公開授業を担当する授業者とそれを支える共同研究者が一堂に集まり授業改善研究会を開きました。
 公開する授業の概要やその準備の進捗状況を発表し合いました。
授業の概要を共同研究者と共に発表する授業者
今回の全国・関東ブロック研究山梨大会にむけて,さまざまな準備が行われています。よりよい提案ができるようにと意識しながらの研究活動は,ある種の緊張感が伴い,それが刺激となって自然と真剣さが増します。
 互いのグループの発表もよい刺激になります。大会の準備はたいへんですが,こういう雰囲気になれるのも研究大会があるからこそなのでしょう。
 この経験が,今の子どもたちと未来100年の子どもたちのために少しでも役立つことができたらと願っております。
 さあ,どんな授業になるのでしょうか。それは見てのお楽しみ…(!)
 どうぞ,10月30~31日は,秋の甲斐路にお出かけください。